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無敵のまほう=NVC

インナーチャイルド・プロセスのデモ with 共感コミュニケーション【恋人とのすれ違い編】

彼とのコミュニケーションがうまくいかずお別れしました。
お別れしてから丁寧に話し、誤解や思い込みによるすれ違いだったことに気づきましたが、もう遅い。
悲しみの底で、起きたことを振り返ると、このパターンは何度も恋愛で繰り返していて、結婚生活の失敗にも繋がっているようだと気づきます。
そこで、NVC*という他人と自分と深く繋がる技法と、「インナーチャイルド」という、幼少期の自分の満たされない思いに気づくワークが統合されているプロセスを試みました。
結果、大きな変容につながりました。

*NVCとは、非暴力コミュニケーションという臨床心理学から出てきたコミュニケーション手法です。
人生から「敵」と感じる人がいなくなり、とても生きやすくなることから、私は「無敵のまほう」と呼んでいます。

このプロセスはカリスマNVCトレーナー、キャサリン・ジンガーが2014年の国際合宿(IIT)で教えてくれたワークです。
私にとっては、かなり大きな自分の中の課題を扱う時に覚悟して使う重量級のまほうです。

今回は、自分の大きなメンタルモデルを扱うものだったので、
その他のNVCのプロセスや、自分や友人のまほうつかいたちのサポートで潜在意識にアクセスしたのちにやっています。
重層的でディープなところに行けています。

IITではていねいな座学と、場にいるたくさんの人たちのケースをデモで扱いながらの学びでした。
ここでは、私の解釈による簡略版でお伝えしています。

簡単なプロセスのシェアと、自分の経験をデモとして記します。
よくできたプロセスなので、関心のある方は試してみてください。
これをきっかけに、NVCやインナーチャイルドワークに触れ、生きやすくなる方が増えてくれたらうれしいです。

インナーチャイルドとは?

話を簡単にするために、ストーリーは実際とは少し変えている部分があります。

プロセス1:心地よくなかった出来事を思い出す

最近、自分にとって心地よくなかった出来事を思い出します。

数ヶ月前に関係が始まったパートナーから自発的にメールや電話がないのがいやで、すれ違ったまま終わってしまったこと。
すれ違いは、違和感が互いの中でホットなうちに解消したかったのに、コミュニケーション自体がなくてそれができなかったことが残念。

プロセス2:そこに出てくる ”べき” 思考とトリガーを見つける

5つくらい、そこに出てくる ”べき” 思考をゆっくり出します。そして、一番トリガーになる思考を見つけます

  1. 私を大切にすべき
  2. 私のプライオリティを最優先にすべき
  3. どんな手段でも使って連絡すべき
  4. 大切なら気持ちを表現すべき

一番くるのは「1.私を大切にすべき」

プロセス3:3回口にし、感覚をチェック

それを3回口にする。からだのフィーリングを書き出します

「私を大切にすべき」「私を大切にすべき」「私を大切にすべき」

攻撃的なレーザーのような怒りと、悲しみ、絶望が感じられます。

プロセス4:類似体験を探す

過去にさかのぼり、類似体験を探します

まだ10歳くらいの私が、テーブルを力の限り両手でバンッと叩きわーっと泣き叫んでいる様子が見えます。
セリフはないものの、エネルギーは「私には、そんなに価値がないの?!!!!」と言っている。

(これはある時突然潜在意識が出してきたもので、35年くらい気づかずに来た=封印してきた思い出です)

「私の言い分は聞いてもらえない!」とか「私だけが悪いわけじゃない!」といった憤りだと思います。

プロセス5:コア・ジャッカルのメッセージを探す

コア・ジャッカルとは「メンタルモデル」と呼ばれる、「人生をうまく生かせない呪いのパターン」のことです。
小さな私がライフ・フィロソフィー(人生の真実、護符)として人生に取り入れてしまったメッセージです。
機能としては「呪い」なので解除が必要です。

メッセージは「誰も私を大切にしない」

これが私にとって護符なのは、「誰も私を大切にしない。だから私はひとりでできるもん」と続き、ある程度の(いや、そうとうな)強さを武器防具として身につけてきた「うまみ」があるからです。

「誰も私を大切にしない」も、過去にこのキャサリンのインナーチャイルドプロセスで見つけたもの。

プロセス6:満たされなかったニーズを見つける

ニーズとは、感情の奥にある「いのちのエッセンス」です。
感情や思考を発生させる、心の奥にある宝石のようなもの。
この宝石は100個前後あると言われていて、私の経験では、すべての人がこの「質」に触ることができます。

「誰も私を大切にしない」と思い込んだ時に、満たされなかったニーズは、

Love/愛。それも「ほんものの愛」

Connection/つながり

それから「To matter/大事にされること」と言われるコアニーズのカテゴリーにあるこれらのニーズ。

To be accepted/受け入れられること

To be heard/聞いてもらうこと

To be understood/理解されること

「ほんものの愛」と「受け入れられること」が特に強く、その2つが結晶化すると「無条件の愛」になる感覚があります。
「パートナーシップ」にもつながります。

どれだけ長いこと、それらのニーズが満たされてなかったか、なげきます。

そういえば関係を始める時に、私から彼に伝えたニーズが2つありました。
「あなたのことを理解したい」と、「私のケアをしてほしい」

いま振り返ると、幼少期に満たしたかったニーズを追いかけているのかもしれません。
彼にかかわらず、人を理解したいという気持ちが強いのは、
誰かを理解することで、自分の何かが癒されるのかも?

無条件の愛で受け止められ、理解されたかった。
だから、私が今それを人にしているのかな?

最近、お誕生日に友人たちからもらったコメントに、そのようなメッセージが多いのを見て、そう感じています。
「いじらしいね、レミちゃん、優しいね」という気持ちが湧いてきます・・・
自分が愛されたいように愛されなかった、理解されなかったという悲しみ=「暴力」を世に増やしたくなくて、自分のところで止めたい。
私が欲しかったニーズが、他の人の中で満たされることをしたい、と思っているのかも。

プロセス7:そのニーズの美しさに触れる

その出来事の以前は、それらのニーズが満たされていたかもしれません。その時のことを思い出して、細胞の一つずつで、そのニーズが躍動しているのを感じてください。または、これらのニーズが満たされたと想像し、味わいます。

愛、つながり、受け入れられること、聞いてもらうこと、理解してもらうこと

ああ、これは今わたしが生業としてやっていることだ。と驚きがわきます。

彼とお別れするとき、彼は「わたしを大切にしない人」というエネミーイメージを帯びていました。
そのため、彼がずっと前から予定してくれていた特別なデートを無慈悲にキャンセルし一方的なお別れのメールを書きました。
その後、彼と話し、彼がわたしの話を丁寧に聞いてくれ、彼から来ていたメールをさかのぼって読んだりして、
彼がわたしを大切にしていなかったわけではなく、彼にできる限りでしてくれていたことに気づきます。
そうしてエネミーイメージが消えると、彼がその日をどんなに楽しみにしていたのか、彼の残念さやいろいろな感情に共感することができました。
共感できたときのわたしは、この

愛、つながり、受け入れられること、聞いてもらうこと、理解してもらうこと

から、彼のことを思えていました。
愛する人に、それらを提供できるわたしなんだと気づきます。
見返りを求めるのではなく、自然にできる。

プロセス8:プロセス1をふりかえる

そのエネルギーの美しさを持って、1の出来事を振り返ると、どう違って見えますか?

彼の反応がどうあれ、

愛、つながり、受け入れられること、聞いてもらうこと、理解してもらうこと

を提供できることがわたしの喜びでNature(本質・自然なこと)なら、それでいーんじゃない?
と思えました。

ここまででプロセスはおしまい。

悲しみで何も手のつかないみじめな状態から完全に抜け、意識のクリアさと、怒りも情熱も過剰ではないフラットな(すごく仕事のできそうな)状態にあります。

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